10点中6点。
図書館読書第二弾は「ずるい日本語」だ。
読んでから少し経ってしまったことと正直あまり印象に残っていないのでさらっと記録として残しておく。
タイトルからはどんな内容かあまりイメージが湧かないがネットの評判はわりとよさそうなので読んでみた。(個人的に文章術系の著書はすぐ読みたくなってしまう。なにも活かせられていないのだがw)
中身はキャッチコピーやちょっとした企画書でどういう表現だと興味をひかせやすいか。という内容であった。
最初に0章として「WHAT」なにを言うか・書くかが重要であるということが書いてあり、それを見つけ、深める方法にも触れられているのはとてもいい。
表現を鍛える系の本を読んでも、で、何を書こうで止まってしまうことが非常に多い。
やはりそこに触れずして表現方法だけで突っ走られても困るのだ。
その点でこの著者はそこをわかってるなという感じだ。
そして本題として「HOW」どのように言う・書くと良いかの解説に入るのだが、ここからはこの手の本を何冊か読んだ人には大体既知の内容が例示とともに述べられている。数字が重要だと書いてるわりにはふわっと思いつき的に解説しているところも目に付く。
平易な文体で例を挙げながら効果的な表現のためのポイントを複数解説している。
分量も少なめでかなり読みやすく、こういう本をあまり読まない人にはおすすめ。
何冊か読んだことのある人には、頭をもう一度整理する程度かなという感想だ。
採点についてはリンクの記事に書いてあります。